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映画「私は貝になりたい」を観る。 [映画]

ずっとずっと以前に放映された、フランキー堺主演による

テレビドラマ「私は貝になりたい」のリメイクと言うか、

同名の映画「私は貝になりたい」を観た。

加藤哲太郎原作「狂える戦犯死刑囚」は、戦争がもたらす

限りなき破壊が、美しい自然や都市や構造物に加えて、

生きとし生ける総ての命の抹消、絶対的服従体制の下での

人間性の破壊、人格・人権無視など狂気の世界で、差別と分断、

庶民間の対立、癒される事のない遺家族の苦悩などを、

余すところなく実体験そのままに表現している。

中居正広、仲間由紀恵の黄金コンビが主役を演ずるこの映画は、

学歴も資産もない、足の不自由な市井の床屋さんが、

貧乏ながらも親子三人寄り添って、普通に暮らしている中に、

突然舞い込んだ赤紙(召集礼状)。

障害を持った二等兵は、真正直なのにノロマに見られ、上官から

標的にされて無謀な暴力と制裁をうける。

ある日、日本本土空襲で撃墜された米軍機の乗組員の捜索隊に

加えられ、捉えた捕虜を殺害せよとの上官の命令を受け、

既に死亡している捕虜の腕を刺した事が、終戦後戦犯に問われて

遂に絞首刑にされた。

「一将功なり万骨枯る」。遺体はおろか名前さえも遺らない

一兵卒死刑囚は、もし生き返るならば「誰も知らない深海の貝に

なりたい」と途切れ途切れに独白しながら、絞首台に向かった。

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