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浦上の聖堂内に響くオルガン。天空から祈りのシャワー。 [ステージ]

オルガンは教会天主堂で聴くのが最も相応しいように思う。

6月7日に、「第19回 インターナショナル・オルガン・フェスティバル・

イン・ジャパン 2009組織委員会」主催による演奏会がカトリック

浦上教会天主堂で開催され、運良くその機会に恵まれた。

この催しは、井伊直弼が「日米修好通商条約」を結んだのに続いて、

次々に外国との修好条約が結ばれ、ハンガリーとは「外交関係開設

140周年」、「外交関係再開50周年」を記念した友好行事でもあり、

世界的なオルガン奏者・児玉麻里さんの解説で進行された。

ハンガリーのリスト音楽大学のパールウール・ヤーノシュ教授をメイン

ゲストにハンガリー行進曲など名曲が演奏されたが、特に教授自身が

作曲された「日本のメロディーによる即興曲」の「長崎の鐘」には、

まさしく圧倒された。

まるで宇宙から音の嵐やさざ波が降って来るかのような迫力の中に、

キーンともの凄く高く聞き取れそうもないような高音の芯があって、

自然に頭が下がり平和への祈りに引き込まれる強さがあった。

ジーンと胸に迫り涙が流れた。

また、バイオリンの萩原淑子さんによる「無伴奏バイオリンソナタ第1・3・4

楽章」は、極めて難しい演奏曲との説明だったが、聴く者にとっても、難解な

不思議な響きだった。

思えば、1986年、今は亡き磯本恒信さん、長崎大学名誉教授の岩松繁俊

さんと私の3人は、独・日友好銀賞を受け、当時の東ドイツ・ベルリン市長から

招待された。

由緒あるマグデブルグの教会で国際コンクール第2位の著名な演奏家により、

パイプオルガンでバッハの曲を聴かせて戴いた。

たった3人のための特別演奏だったのに、時差ボケと眠気でついついコクリ、

コクリと居眠りしていると、時々「バーン」と大きな音に目が醒めた。

必死に表面の大きなパイプの数を数えて睡魔をこらえたのを思い出す。

3人とも本格的なオルガン演奏を聴いたのが初めての経験だった。

演奏のあとで、オルガンの裏側に案内され、パイプの数が6千本を遥かに

超えていると聞き、無知を恥入り赤面した3人であった。

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