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お盆の一大風物詩。長崎の精霊流し。 [行事]

8月15日は、日本人が忘れてならない日、太平洋戦争が終わり、戦没者追悼と

平和祈念の日である。

長崎では、お盆入りして3日目の最終日、「精霊流し」が行われる。

故人が初盆を迎える家族・縁者が相集い、西方極楽浄土へ、御霊と供養のお供え物

を満載し、鉦の音にあわせ「チャンコン、チャンコン・ドーイ、ドイ」と掛け声も勇ましく

精霊船を流す。

この夜、長崎県下では凡そ3、500隻、長崎市内では、約1、400隻が流された。

霊船は、一人で抱えられる小さなものから、数十人の担ぎ手を要する大型船まで

多種多様である。

故人の趣味に因んだ船、職業にちなむ船、船形も帆船、宝船、屋形船、釣り船など、

船の形を整えたものばかりではなく、故人に対するそれぞれの遺族の思いが

凝集された慰霊船である。

製作に数ヶ月を要し、数百万円かけたという豪華船もあり、毎年話題の傑作が流される。

「流す」と言っても、現在では車輪を着けて転がすものが主流で、祈りの道中を終えると、

陸上の集積場所に運び込み、直ちに巨大な重機で破砕され、次々にトラックで運び

去られる。

数ヶ月をかけた精霊船が、数時間の祈念の役目を終えると、「無」に帰る。

長崎ならではの「贅沢な消費」と言えよう。

我が片淵4・5丁目の精霊船は、三連で長さが30メートル近い。

製作には毎日20余人で半月をかける。精巧な設計図はあるが、頭領が多く

毎年出来栄えは異なるが「今年のが一番良く出来た」となる。

当日の出発式では、仏式の読経、会長挨拶、船責任者からのお礼、花火責任者

からの注意、記念写真を撮る。

行列は、責任者、印灯籠、鉦担ぎと鉦叩き、四隅の町提灯持ち、担ぎ手(押し手)、

花火係、その他の世話役など、数十人の連の後に、初盆の遺族など沢山の人々の

行列となる。

公民館では女性の皆さん方が、打ち上げ用に最高のご馳走を準備して皆さんの

帰りを待つ。

夜11時頃から、打ち上げ反省会で盛り上がり、翌朝1時過ぎまで親睦の熱が

上がる夏の一大行事なのである。

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