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試写会で「山桜」を観る。現代に通ずる珠玉の物語。 [映画]

長崎県映画センターは、設立以来35年になる。

一般シアターでは上映されない映画や、平和・教育・福祉など社会性のある作品、

不朽の名作の上映をはじめ、全国の仲間と連携して自主制作した作品などを

普及上映してきた。

設立以来のメンバーとして、顧問に任ぜられている私としては、赤字経営をボランティア

活動で埋め合わせている役員各位に感謝する最低限の役割を、ささやかながらの「券売」

だと思っている。

11月に市民会館ホールで上映予定の「山桜」もその一つ。

藤沢周平原作の短編小説を篠原哲雄監督が映画化したもので、昨日試写会があった。

時は江戸後期、北の小国海坂藩での話。農民いじめの暴政で、利権を我が物にする上司の

悪事を許さぬ武士、手塚弥一郎は決断した。

不言実行、単独で加えた天誅。自ら裁きの場に赴き、決して言い訳せず凛とした姿は、

胸のすく快挙であった。

たった一人の正義感が飢饉に苦しむ多くの農民を救い藩の面目を保った。

美しい自然の中に咲く山桜の優しい美しさに変わらない誠実な思いを持つ男と女、

心の奥底でむすばれている吟味役浦井家の長女野江(田中麗奈)と手塚弥一郎(東山紀之)、

その心情を知り尽くして暖かく包むそれぞれの母親、(壇ふみと、富司純子)の名優ぶりなど、

久しぶりの感動作品に涙した。

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