「大藤まつり」に、「酒まつり」そして「さげもん」。最後は「葛きり」でおさめた。 [季節]
八女・黒木の「大藤まつり」の期間には、それにあわせて、地域の町
あげての大々的な物産展が催されている。
お茶の名所・八女の中でも特に玉露部門で5年連続日本一に輝いている
星野茶を始め、蜂蜜、蒟蒻、各種野菜などのほか、栗おこわ、竹の子飯、
漬け物などの食料加工品、陶器、木工品、花木、鉢植の小花など、
何でも揃っている。2軒の造り酒屋では、「酒まつり」で賑わい、それぞれに
銘酒の大吟醸から純米吟醸、吟醸各酒、原酒、生酒、にごり酒、焼酎、
粕漬け、酒饅頭まで取り揃えられ大繁盛。
利き酒コーナーもあったが、車の運転ではままならず、原酒をそれぞれの
店から一本ずつ買い求め、口惜しさを我慢して通り過ぎた。
酒蔵の中では、絵画展、石楠花や藤の苗木即売、この地方独特の
民芸品である「さげもん」飾り、「竹灯籠」の展示、「手鞠」の即売もあった。
老舗に憩い、名物「葛きり」を戴いたが、「抹茶」よりも「黒みつ」を選び、
「利き酒」の鬱憤を甘いものでごまかして、「葛湯詰め合わせ」を土産にした。





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