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「新社会党九州ブロック協議会第15回学習交流会」(議長による総括報告書) [活動]

1.新社会党九州ブロック協議会(議長・、井原東洋一・長崎市議会議員)の

第15回学習交流会は、熊本市の詫麻温泉「神園山荘」に全九州から凡そ

40名が参集して開催された。 

2.主催した井原東洋一議長は、未曾有の自然災害となった東日本大震災に

重くのし掛かっている福島原子力第1発電所の人災の複合的な災害で、

亡くなられた多数の犠牲者と、今も尚行方不明の方々に哀悼の意を表し、

復旧から復興そして振興への早急な政治執行が求められているとき、

野党の足引きと与党内の内紛が政治の空白を産み出していることを批判した。

また、原発災害は、政・官・財・電力独占・マスコミによって創り上げられた

「安全神話の完全な崩壊」であり、反原発を貫いて来た我々の理が明らかに示された。

宮崎、鹿児島にも関わる新燃岳火山災害なども打ち消されている事態の中で、

新たに始められている「頑張ろう日本」の当たり前過ぎるスローガンの中には、

災害で生じた矛盾と危機感の全てを、国民に転嫁する意図が隠されている事を

読みとらなければならない。

今回の学習では、神谷杖治元熊本大学助教授に「福島原発から見えるもの」を

テーマにご講演頂き、更に松枝佳宏本部書記長から「取りまく情勢と私たちの任務」

をテーマに問題提起を頂く予定である。

年に一度の僅かに一泊二日の学習交流の場ではあるが、統一地方選挙で一応の

成果をおさめた九州ブロックが党の中でも胸が張れる様に、更に学び交流し、意思を

高揚させる機会にしよう。と冒頭挨拶した。

3.続く各県本部報告では、党活動の現状を直視するとき、客観的諸条件の困難さはあるものの、

主体的な活動の不十分さを反省する率直な意見が出される一方、荒尾総支部の先進的な活動に

学ぶところが多かった。

4.統一地方選挙では、岩中伸司本部副委員長が熊本県議会議員に、3期連続して無投票当選し

5選を果たした快挙は堂々たる勝利であった。

その喜びの中で、後半戦に臨んだが、後継者擁立の困難さから一部地域では不戦敗を余儀なく

されたものの、推薦、支持候補を含めれば善戦した。しかし、5議席確保が期待されていた

荒尾市におけるベテラン議員の惜敗は、票数が僅差だっただけに悔やまれる。捲土重来を期待する。

新人が入れ替わり当選した事で4議席が守られた。

5.講演では、神谷杖治先生から「福島原発から見えるもの」と題して詳細なご講話を頂き、

為政者達による平和利用の名のもとに進められて来た原子力発電施設の真の目的が、

軍事利用であり核兵器保有願望の隠れみのであったことを改めて確認した。

創られた「安全神話」を基に、過疎地に札ビラをばらまき、原発王国の推進に積極的に

手を貸して来た学者たちの一部には、今回の大爆発と制御不能に陥っている現状に遭遇して、

自己批判を公表しているが、それでも「現時点で一般住民の健康に影響が及ぶレベルにはない」

などと強弁している有り様である。しかも、原発被害を過小評価する新たな御用学者も生まれており、

反原発の急速な動きに危機意識を募らせている独占資本や電力業界は需給バランスをテコに

「事故時対応を施した安全な原発」の「新たな安全神話」の宣伝に全力を尽くしており、財界や

自治体にも迎合し推進する愚行も顕在化している事を見逃してはならない。

自然エネルギーなど他資源により、原発無しでも現時点の供給力に問題は生じない事が、

意図的に隠されている電力危機キャンペーンに惑わされては成らない。人々の脱原発意識は、

確実に広がり定着するであろう。との的確な指摘に同感した。 

6.新社会党は反原発の方針に確信を持ち、福島原発被害者と広島、長崎との連帯の新たな

組織と運動体の中核を担う決意を持たなければならない。

更に沖縄とも連携して平和の戦線を構築する必要に迫られている。

7.松枝佳宏本部書記長からは「取りまく情勢と私たちの任務」について問題提起が行なわれ、

退潮傾向を余儀なくされている革新勢力、特に社民党、日本共産党の現況を承知しつつも、

新社会党が置かれている立ち位置と役割を認識しながら、いまなお不十分な党活動の現状を

直視し、反省し、目前の困難解決の為には、「幾つもの繋がり」を大切にしなければならない事。

東日本大震災と福島原発の複合災害から、被災地域が立ち直れるかどうか、極めて困難な時の、

「頑張ろう日本」キャンペーンは、日本の危機的矛盾をすり替え、全てを労働者階級に責任転嫁

する方策の前ぶれにもなりかねず、それを見透した抵抗の戦線と組織の強化が必須であり、

新社会党の新たな任務でもあることを強く示唆された。 

8.2日目は、各県本部の党員のバランスを考慮して、5つの分散会に分かれ、午前9時から

11時までの2時間、全員参画の話し合いで更に親交が深められた。活発な話し合いの中から

多くの意見が得られた。もとより、新社会党員としての意識と行動の必要性を自覚しての意見であるが、 

ア、機関会議と、学習活動継続の重要性。   イ、OB会、NPO法人活動などのほか、障害者団体・

個人のなどとの連携。   ウ、労働者ユニオン運動の実態と活動の成果。   エ、郵政労働者ユニオン

に対する差別反対支援共闘の全国化。   オ、国労闘争の一応の決着とその後の実情。  

カ、地方自治体改革のための、議員擁立の困難さの克服。   キ、自立した人間として生きる確信を

持つ事の大切さと、仲間づくりの重要さ。  ク、福島原発の人災を貴重な負の遺産として、反原発運動

の積極的な展開。   ケ、水俣、三池、福島から学ぶ事は、人間として生き続ける為には、資本との

階級的な闘い無しには、決して生きられない事が明らかになった。

などが集約された。

9.何時もの事ながら学習交流会の成功に万全を尽くして頂いた熊本県本部の皆さんに感謝し、

九州ブロックが党の主要な任務を担う決意を確認した。

更に団結して頑張ろう!。

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黒木 和也

この記事を私のブログへ転載させていただきました。

「為政者達による平和利用の名のもとに進められて来た原子力発電施設の真の目的が、軍事利用であり核兵器保有願望の隠れみのであったことを・・・」私も、その通りだと思っており、30年くらい前の分会大会などで、組合員へ訴えたが、多分突拍子もないこと、ぐらいの反応でした。
by 黒木 和也 (2011-06-02 06:37) 

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